TALK#19

 こんにちは!

今日はキャラクターボイスについて考え事をしていました。アニメ映画「エヴァンゲリヲン:序」の碇シンジ君のキャラクターの「何があっても勝つという確信のある演出」の気づきから始まり、ほかにも一般向けアニメの売れ線はとにかくそういった「勝利することにこだわってふさわしいボイス」にほぼほぼなっているということにも気づき。エヴァンゲリヲンは映画からオタクの人たちと同時にちょっとした一般向けにもなりましたが、トラブルや事件めいた展開が予定調和な演出にもなっており、見ていてガッと心をつかまれる展開ばかりだったんだなあ、と思ってました。

個人的には、シンジ君の「大切な人や自分のために世界を守ってみせる」という責任と、ミサトさんの「あなたに預けるわ」というラストスパートのセリフは、「何があってもあなたなら世界を救える」と、本当に感動的なシーンにあらためて見えて、見返しててちょっとぐっとくるものがありました!

オタク向け用のアニメは結構「勝利する」や「自信のある確信に満ち満ちている」、「大切な人を守る」などの観点から見ると弱いボイスの作りが多いようにも見受けられ、これをもうちょっと幅広く作っていけると、どんなボイスになっていくのかな?という感じです。ただ気持ち悪くなく作るより、最近ここ十数年流行しているオタクアニメの匂わせギャグなども取っ払って作れるかもしれません。私は、なんだかよくわからない心地いいギャグ要素は声優の演技の影響が多大にあると思って見ています。


それで先程、「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」のふとした見た予告が、単純にボイスをよくしてみた感じに聴こえて、そこからいろんな動画を見てみたら、ボイスがたちまち一時的に変更されていることに気づき。以前にもあった、八代拓さんのゆめくろのキャラクターの「カイ」の動画と同じことが起きていました!

テクノロイドのゲームのサンプルボイスを聞いてみたら、クロムは深みがあって落ち着いた声、特にコバルトは「キャラクターが生きているようなボイス」に一時的に変わっていて、機材のスゴさを本当に肌で実感して、本当に録音芸術ってあるんだ…!!とひとしきり感動していました。

続いてケイは「キャラクターがいるようなボイス」になっており、ネオンは元々不器用で独特な声色をしていたのと同時に、魅力的なボイスに聞こえるようになってました。

ツルネは声ではなく音響が変わっていて、BGMと弓を射る音が素晴らしく、次に見た予告動画では脳裏に響く声になったあと、落ち着いて気持ちが伝わる声にもなっており。

大体のプロ作品の予告のボイスはくぐもって聞こえるようにもしていたのかな?と思うくらい、クリアな音声で聞こえるものもありました…!ほかにもいろいろあり、ボイスの一時的な聴こえ方にホクホクしていました!!


以前、私のツイッターでのツイートの「想像力」というキーワードで、女性声優さんのナレーションがよくなっている経験があり、(最初は不安定によくなっていましたが、そのあとは結構安定してきて、ナレーターさんがビックリするだろうな、というものもありました)これはもしかしたら誰か一人の流れさえあれば、いろんな人がよくなって相乗効果で業界が盛り上がる流れなのかもしれないぞ、とも思い。

私もぜひとも声優イベント離れの代わりに声でめちゃくちゃ盛り上がる流れを作っていけたら…と思っています!お給料も、ナレーションは結構ギャラがいいそうですが、アニメ作品やゲーム、吹き替え等も1件500万円~1500万円の流れを作ってほしいです!


吹き替えは結構クオリティ高く作られるのに、全然お給料がよくないという情報も聞いています。クオリティをあげつつ、ちょっとしたボイスだけでポンっと億万長者が出てくる流れとか、あったらいいですね!!女優さんや俳優さんでも15秒のCMで1000万円のギャラはよくあることらしいので、声優さんのボイスはちょっとマニアックな業界なだけにドドンと結果がついてくるシステムになってほしいです!


あとですね、実は実写映像の俳優さんの役者でも、「何があっても事件問題に振り回されない演技」をしている役者さんは、やっぱり私のツボのようだと気づきまして。その演技の仕方によって実写映像の作品の売れる売れないが左右されるのかというと、そこはまだちょっと統計が取れていないのですが、この謎が解けると、私もやっと実写映像の女優としての可能性も拓けるような気がします。役者志望として、いまできることを自分なりに研究して、何があっても自信の持てる声優になっていきたいです。頑張ります。やるぞ~!!

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